窓の付け方一つで家は大きく変わります。~家にとってとても大切な窓の話~
- 2017.08.23
- 家づくりの情報

こんにちは、TAMAと申します。
みなさんの住んでいるところに窓はありますか?
「うちの家は、窓が無いよ」という人はまず居ないと思います。
窓は、家にとってとても重要なものです。
今回は、窓についてのお話です。
窓の役割
光を取り入れる
窓の最も大きな役目は光を取り入れることです。
大きな窓があると、部屋が明るく、広く見えてきます。
もし、窓が無い家に住んでいたら、電灯がなければ、年中24時間真っ暗な部屋になってしまいます。
通風の役割
これも、窓の大きな役割の一つです。
今の家は、24時間換気設備などが付いていたりしますが、窓からの自然の風には勝てません。
窓の位置関係なども、対角線上に配置したり、風邪の通り道を作ることで、さらに効果が高まります。
緊急時の脱出にも使える
もし、火災などで、退路が塞がれた場合など、窓から脱出することもあります。
出入りできる窓がいくつかあると、普段の生活でも何かと便利です。
窓があることのデメリット
断熱性と気密性
大きな窓など作ると、気密性や断熱性が下がることがあります。
今の窓は高性能ですので、住宅に使われる窓は気密性も断熱性も比較的高いですが、やはり壁と比べると、断熱性は劣ります。
さらに窓の部分は外気との温度差で結露が起きやすい場所ですので、よくエアコンを使うリビングなどの場所では、しっかりしたものを選んだ方が良いでしょう。
プライバシーの保護
窓は、家の外と中をつなぐ役目をします。
部屋の中にいても、外の景色が楽しめるのは、窓の長所です。
しかし、それは、窓の外からも同じ事が言えます。あまりに窓が多いと、外から家の中が丸見えということになりかねません。
あまり見られたくない部屋などの場所は、窓の位置や大きさ、窓の種類など工夫する必要があります。
まとめ
窓は、家にとってとても大事な要素です。
設計を考えていると、よく間取りにばっかり目が行きがちですが、どの場所にどんな窓を付けるか、といったことも考えてみましょう。
窓の付け方一つで、部屋が明るく感じたり、暗く感じたり、また、広く感じたり、狭く感じたりしますよ。
それでは、ここまでお読みいただきありがとうございました。
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