耐震性の高い家はダメな家!?その理由とは?
- 2017.08.21
- 家づくりの情報

こんにちは、TAMAと申します。
日本はとても地震の多い国です。そのため、各メーカーでは耐震性を高める工夫がされています。
皆さんが家を建てる際にも、耐震性は気になる部分ではないでしょうか?
ですが、むやみに耐震性だけを高めるだけでは、良い家とは言えないのです。
その理由を今回、記事にしようと思います。
耐震性の高い家ってどんな家?
どの工法が地震に強い?
結論から言うと、今は、どの工法で建ててもある一定の基準は満たしていますので、十分耐震性能があると言えます。
ただ、耐震ということだけなら、重量鉄骨などが強いかもしれません。
また、木造であれば、2×4工法の方が一般的に木造軸組工法より強いと言われています。
地震に強い間取りとは?
これは、ズバリ、田んぼの「田」の字型に建てるのが一番強いです。
田の字型に壁を設置するのが、一番強いとされています。
なぜ、地震に強い家がダメな家なのか?
もちろん、地震に強いことは、家にとって大事な要素です。
ただ、今までの話をまとめると耐震性だけを追い求めた家は、田んぼの田の字型の鉄骨の住宅ということになります。
果たしてそれが、良い家と言えるでしょうか?
良い家とは、地震で倒れない家の事を指すのでしょうか?
私が考える良い家とは、生活する人のライフスタイルに沿った家だと思います。
映画が好きな人なら、ホームシアターがある家にしたり、
広い土間を作り、飼い犬と一緒に暮らせる家にしたり、
人それぞれのこだわりを出してあげることが、本当の意味での良い家づくりと言えるでしょう。
耐震性能だけを考えると、そういった、間取りの工夫も難しくなったりするので、良い家作りには、耐震性能だけでなく、他の要素とのバランスが大事だということですね。
まとめ
もちろん家の耐震性能が良いことは、良いことだと思います。
ただ、それだけを突き詰めるだけでは、良い家とは言えません。
耐震強度だけに捕らわれず、自分らしい家に出来るよう、ちょうど良いバランスを考えていってくださいね。
それでは、ここまでお読みいただきありがとうございました。
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